こんな会話は彼を疲れさせる
気になる男性と二人きりになり、何を話したらいいかわからないと思う女性の方も多いと思います。
ご相談に来られる方でも、「男性と何を話していいのかわからない。」「デートで話が弾んでいたのに、それっきり会ってもらえない。」と言ったお悩みを抱えている方もいらっしゃいます。
男性はどちらかというと話下手な方が多く、会話においては受け身である人も多くみられます。
そのため、女性からすると「会話が弾んで楽しいデートだった。」と思っていても、男性からすると「女性ばかりが一方的に話して疲れた。」と、気持ちにずれがある時があります。
自分をアピールしたいがためにたくさん話したのに、男性を疲れさせてしまうと逆効果となるため、会話には細心の注意を払うようにした方が良いでしょう。特に会話の内容によっては、女性に対して一気に気持ちが覚めてしまうことがあり、男性との会話の内容と言うのはかなり重要であると言えます。
ネガティブな内容は避ける
男性を疲れさせる会話の内容に、会社や家族に対する愚痴や悪口になります。
心理学的には、仲間内で特定の人に対する愚痴を言うと結束力が増すという効果があります。
そのためか、女性のグループでは会社の上司のグチを言い合うといった光景が見られますが、男性とのデートの会話の内容には向きません。
女性はグチを言う際には「私の気持ちに同調して欲しい。」と言う気持ちが強いのですが、男性はグチを聞く際には「問題の解決にはどうしたらいいのか？」と考える傾向にあります。
そのため、女性のグチに対して男性は「君はどうしたいの？」と言う気持ちを抱いているため、グチを聞き続けているとうんざりして疲れてしまうことになります。
会社のグチをどうしても言いたい際には、「○○なんだけど、どうしたらいいと思う？」と相談する形で聞いてみると、彼も耳を傾けやすくなります。
その際に、彼から自分の考えとは違う考えが出ても、いきなり否定しない方がいいです。
彼はあなたのためを思って考えて話してくれているので、「アドバイスしてくれてありがとう。」と言って、話題を変えた方が無難です。
デートは楽しむためにするのですから、暗い話題やネガティブな内容はなるべく避けた方が良いでしょう。
嫉妬心をあおる話をしない
女性の中には、芸能人のファンの方もいると思います。
男性との会話で意外なNGな内容が、男性芸能人の話です。
彼と同じ芸能人が好きであるのならば、会話も弾んで話題としてはとても良いです。
しかし、自分に興味がない芸能人の話を延々とされると、男性の方としては聞いているだけでも疲れてしまうことがあります。
特に女性が男性芸能人のファンの場合、男性としては心の中では気持ちのいいものではなく、嫉妬に似た気持ちを抱くこともあります。
「○○○さんの演技がすごく好き」と言う内容であれば、男性も「うん、映画の演技はすごかったね。」と男性芸能人を認めることができるケースもあります。
しかし、「○○○さんイケメンだから好き」と言われてしまうと、よほど自分に自信がある男性でなければ、自分と比較してしまい落ち込むか、女性に対して「顔だけで男性を選んでいるのか。」と疑った目で見てしまうようなことが起こってしまいます。
友人の恋愛話もあまり良くありません。
男性は他人の恋愛話には興味が薄い人が多く、あなたが友人の恋愛話を言っても、彼にとっては知らない人の恋愛話であるため、興味を持つことは少ないでしょう。
また、「友人の彼氏なんだけど一流会社の△△に勤めていて、今度海外旅行に行くんだって。」と、あなたは単なる会話の一つくらいにしか思っていない内容でも、彼からするとそうはとらない可能性があります。
「友人の彼氏を引き合いに出して、自分に対する嫌味なの？それとも旅行に連れて行けと言う事？」と思わぬ勘違いを引き起こしてしまう可能性があります。
沈黙は金ではない
「沈黙は金、雄弁は銀」と言うことわざがありますが、男性から嫌われるのを怖がって話をしないというのも、最善の方法ではないと言えるでしょう。
口下手な男性の中には、「女性の話を聞いて、相づちを打っている方が楽。」と考える方も多いです。
ですが、初対面で会話が少ない人は、男性・女性ともに印象が薄くなってしまいます。
あるお見合いパーティーの主催会社の話によると、人気が集まる参加男性や参加女性のほとんどが、会話が上手であると言う事です。
こういったパーティーでは、５分ごとに会話する相手が変わるため、いかに会話が楽しいかがポイントとなるそうで、無言であるのは一番印象が悪いのだそうです。
一方的に自分の事だけを話すのも良くないのですが、話しかけても返事もしないのは「自分ばかりが話をして疲れた。付き合っても楽しくなさそう・・・」と、スタートラインにすら立てないのだそうです。
会話は男性と女性が５０：５０の割合で会話できれば理想的なのですが、なかなか難しいと言えます。
なので、会話が上手な人は、７：３や８：２と相手が疲れないペースで会話を引き出しながらします。
そうすると、相手の方は「会話をして楽しい」と思うことができ、好感度をアップすることができるからです。
「でもそんな話術もないし、私には無理そう・・・」と思うかもしれませんが、実は簡単に会話のキャッチボールをすることができます。
例えば、男性から「僕は消防士なんです。」と言われた場合、どう返事するといいのでしょうか？
「そうなんですか。」と言ってしまうと、そこで会話が終わってしまう可能性があります。
しかし、「え？消防士なんですか？何年位お勤めなんですか？」と返事をすれば、「１０年くらいです」と、男性も答えることができます。
さらに、「１０年だとベテランですね！じゃあ、危険な火事の現場にも行ったことがあるんですか？」と、続ければ男性も自分の体験談を話しやすくなります。
これは、会話のプロである銀座の高級ホステスの会話術でもあるのですが、『繰り返し』と『疑問形で返す』と言うものです。
相手の会話の中でキーワードとなるものを自分の会話の中に入れて、必ず疑問形で会話を終えるという方法です。
キーワードを織り込むことにより相手に「話を聞いてくれている」と思わせて、疑問形で会話を終わることで相手からの返事をもらうことができます。
このページでは「男性が疲れる会話」についてお話しました。
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